スカイ・クロラ
なぜか唐突に再読したくなる本、森博嗣の「スカイ・クロラ」中央公論新社(ISBN: 4-12003-158-6)。この物語の世界は、何もかもが削ぎ落とされていてつかみ所がないのだけど、なぜか物足りなさは感じることがなく、むしろ読後は清々しい。この感覚は他では味わえない。どこにも似た世界がない。最初は美しい装丁に惹かれただけだったのに。
by tmk_hys
| 2005-05-09 12:33
| Book