干し柿つくりました
生まれてはじめて干し柿をつくりました。我が家の軒先に可愛い柿がぶらんぶらんしています。ゆらゆら揺れる丸い影が何ともいえません。
干し柿はまず、柿を剥いてヘタの茎に釘をうちます。出来るだけヘタの際まで皮を剥いた方が良いそうです。釘は、収穫の時にTの時に枝を切っていればしなくても良い作業ですが、これをして紐を縛る部分にします。そして沸騰したお湯に3秒程浸けて(消毒)あとは、雨の当たらない風がよく通ってお日様のたくさん当たるところに干しておき、芯が無くなる程柔らかくなったら完成です。
美味しそうな飴色にするためには、柔らかくなりかけたら手でよく揉むと良いらしく、頃合いになったら教えて下さるとのこと。
今回つくったのはほんの20個程でしたが、皮むきだけでも結構大変。これをコンテナ単位でやっているというおばあちゃん、尊敬しました。
私は今日の今日まで知らなかったのですが、平らな柿も渋柿があるんですね。てっきり渋柿は縦長のものだけで、平らなものは無条件に甘柿だと思っていました。良かった、うっかりそこら辺のをもいだりしなくて…。皮をむいている最中も、すごく瑞々しくて見るからに美味しそうなので、ちょっと手を舐めてみたのですが、もう二度とそんな過ちは犯しません。あまりの渋さにその後30分程悶絶でした。口の中に砂が入っているようなジャリジャリというかザラザラというか。未知の領域でした。
食べ頃はお正月を過ぎた4日か5日ごろだそうです。鳥の襲撃(渋があるうちは寄って来ないけど、抜け出したあたりから用注意なんだそうです)を見はりながら渋が抜けるのを待ちたいと思います。一度これを食べたら、他の干し柿は食べられないという干し柿。楽しみです。
by tmk_hys
| 2006-12-21 23:55
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